わが家のミドリフグ水槽は、一時期強烈なコケの猛威に襲われたことがあります。
茶色く染まったサンゴ石を見るたび、何がいけないんだろう・・と頭を抱える日々でした。
アルジガードの投薬
アクアショップへ行くと、必ずと言っていいほど置いてあるコケの除去薬。
でも、どれも「緑色」のコケをターゲットにした商品ばかりでした。
陳列棚の中でも特に目立っていた「アルジガード」を使ってみることに。
※アルジ=藻。
※アクア業界では水槽内に張り付く藻のことを「コケ」と呼んでいますが、実態は藻です。
この商品を水換えの度に適量投薬してみたのですが、砂に茶色く定着するまでの日数は稼げたような感じ、でも2週間もたつと元通りの茶色い水槽になってしまいました。
やはり緑のコケと茶色のコケでは根本的な何かが違うと分からせてくれました。
フィルターのグレードアップ
最終手段である、濾過能力の高いフィルターに変更することになりました。
それまではGEXの60cm用上部フィルターでしたが、エーハイムの外部フィルターに!
設置してから2、3週間はバクテリアの減少もあり白濁りが出てしまいましたが・・・
約1か月後、ほぼ茶ゴケの出ないクリアな水になりました。
まずBeforeから。
底砂もトンネルも、本来は白色なんです。
何度こすり落としても復活する、憎い茶ゴケ。
では、After!
なんと・・あれだけ悩まされた茶ゴケが嘘みたいに抑制できました。
あくまでフィルターで珪素を取り除くという抑制的な効果なので、3週間も放っておくとコケは出てきます。
それでも、以前のような猛烈な増殖スピードではないので1~2週間に1度ブラシでこする程度で簡単に落とせるようになりました。