水質が安定する、いわゆる水槽が立ち上がった状態になると発生するコケ。
コケが生息するには日光や窒素などの成分が必要ですが、これは魚を飼う環境=水槽が立ち上がった時が最も適する状態といえます。
コケの生息に必要な物を取り除く
アクアリストの間で茶ゴケと呼ばれる茶色のコケは、珪素(けいそ)を栄養分として成長してゆきます。
つまり、この珪素(けいそ)を取り除くことで、茶ゴケは成長できない=根本的な除去ができる、という事になります。
では、そもそもこの珪素(けいそ)はどこから水槽へ入り込んでしまうのでしょうか。
浄水器を使用する
珪素は、家庭の水道水に含まれています。
そのため、家庭の水道水を主とした飼育水では茶ゴケが発生する可能性を充分に持っているのです。
水道水から珪素(けいそ)を取り除くのはいたって簡単です。
「浄水器」を通した水を使用すること。
火のない所に煙は立たぬ、という言葉がありますが、珪素のない所にはコケは生えぬ、という理論です。