前回は、ミドリフグ特有の食べ残しについてのお話でした。
今回は、ミドリフグの性格がもたらす要素です。
エサを選り好みするミドリフグ。
ミドリフグに与えることができるエサは様々です。
定番は冷凍・乾燥アカムシでしょうか。
他にも人口エサや冷凍・乾燥・活きエビ、アサリ、生魚など。
人と同じく味の好みは十魚十色で個体差が大きいのですが、共通して言えるのは「食べムラ」が激しいと言う事。
いつも一定量のエサを与え続けていたのに、ある日突然食べなくなった、なんて事もあるのです。
給餌~食べ終えるまで毎日観察できれば、食べ残しを適宜取り除くことができるのですが、外出前など最後まで見ていない場合は要注意です。
与えたエサを大量に残したまま何日も放置してしまうと、腐敗してアンモニアを発生し一気に水質が悪化してしまいます。
特に寝床などの小物をたくさん設置している場合は残されたエサを見過ごす可能性が高いので注意しましょう。
食べムラの発生原因
・体調不良
・味に飽きた
・新しいエサを警戒
・ストレスで食欲減退
・消化不良で食欲不振
など・・
ミドリフグの食欲の増減にはいろいろな原因があります。
特定は難しいため、エサの食いつきが悪い場合はすぐに食べ残しを回収し、別のエサを少量ずつ与えるなど水質・体調ともに気を配る必要があるでしょう。