アカムシをパクッと食べる瞬間や、フグボールの寝姿、エサくれダンスなど可愛い仕草盛りだくさんなミドリフグ。ブレのない写真を撮影するためのコツをプチ公開します!
シャッタースピード優先モード
デジタル一眼レフカメラには、いくつかの撮影モードがあります。
・P(オート)モード
・Mモード
・Aモード
・S(またはTv)モード
の4つが一般的でしょうか。
水槽の中の魚を撮影する場合は、この中のS(またはTv)モード=シャッタースピード優先モードを使用します。
それぞれのモードの説明を、表にざっくりまとめました。
撮影モード | 設定する値 | 自動で決まる値 |
---|---|---|
M | 絞り値とシャッタースピード | なし |
A | 絞り値 | シャッタースピード |
S(T) | シャッタースピード | 絞り値 |
カメラが初めての方には、何がなんだかわからないかもしれませんね。
絞り値とは、被写界深度の設定値です。おおまかに言うと、ピントが合う範囲、といった感じです。
この絞り値を基準とするAモードでの撮影は、被写体と背景を両方くっきり撮りたい、または背景をぼかしたいといったシチュエーションで使用します。
シャッタースピードとは、ずばりシャッターの開いている時間のことです。
シャッターが空いている時間が長いほど、多くの光を取り込むため明るい写真が取れます。その代わり、被写体が動くことによる「ブレ」が起きやすくなります。
水槽の魚を撮影するときは、シャッタースピードを速く設定することで素早く動く中の一瞬をとらえることができます。
私が撮影するときは、1/800か1/1000に設定することが多いです。
明るさ
シャッターが長く開いているほど明るい写真が取れます。
開いている時間が短いと、取り込める光の量が少ないため写真は暗くなってしまいます。
水槽の魚を撮る場合は、シャッタースピードを速く(短く)設定するとご説明しました。つまり、写真が暗くなる可能性があるのです。
撮影の際は、できる限り水槽を照明で照らしましょう。
蛍光灯の場合
蛍光灯は、目には見えませんがごくごく早い速度で点いたり消えたりしています。
東日本など50Hzの電源の場合、1秒間に約50回点滅していると言う事になります。
すると50分の1秒以下の早い速度で連続して撮影した場合、色のばらつきが出てしまうのです。
赤み掛かった写真と青みが買った写真が交互にとれていたとしても、カメラの故障ではありません。
これを避けるには、50分の1秒以上の遅いシャッタースピードで撮影するか、照明をLEDなどに変えることが必要です。
三脚
シャッタースピードが速いので手ぶれすることはめったにありませんが、エサを与えながらの撮影はなかなか難しいです。三脚があるととっても便利です。
私が使っている以下の三脚は、軽量コンパクトで安価なものです。
それでもだめなら・・・
動画を撮影して、お気に入りの瞬間を写真で取り出しましょう!
instagramでは、そういった動画の中から切り取った写真や、動画そのものもアップしています。
おはよー(•ᴗ•)੭⁾⁾ #ミドリフグ #アクアリウム #aquarium #水槽 #ふぐ
あとがき
如何でしたでしょうか。皆様のミドリフグの素敵なお写真を楽しみにしています!
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